ストレスと吹き出物の関係

思春期のニキビと違い、大人になってからのニキビは吹き出物といいます。
ニキビができてしまう原因は、思春期の頃とは大きく違います。
大人の吹き出物は、古い角質層の蓄積と、肌の乾燥、皮脂の過剰な分泌にあります。

 

過剰に分泌された皮脂が毛穴にたまり、古い角質が毛穴を塞いでしまうと、乾燥などによってバリア機能が低下した肌では、アクネ菌などが影響して吹き出物ができたり、炎症が悪化したりするのです。
この大人の吹き出物は皮脂分泌が多いTゾーン以上に、あごや口の周り、フェイスラインなど、皮脂の分泌が少ない場所に出現するのが特徴です。

 

吹き出物ができる原因を誘発するのが、ストレスです。
そのストレスによって、体のバランスが大きく崩れてしまいます。
ストレスがたまると、自律神経に影響を及ぼし、交感神経と副交感神経のバランスを不安定にします。
その影響でホルモンバランが崩れ、男性ホルモンの分泌が増えてしまいます。
男性ホルモンは皮脂の分泌を活発にします。

 

また自律神経のバランスが崩れると、血管が収縮し血液の循環が滞ります。
すると細胞に血液から栄養が行き渡らなくなり、さらには体の老廃物を回収できず、蓄積してしまいます。
細胞の再生が滞り、特に肌ではターンオーバーが乱れ古い角質が蓄積されます。
そのため肌は水分を保持できなくなり、バリア機能も低下します。
バリア機能が低下した肌では、常在菌が影響しやすくなるため、吹き出物ができやすくなり、また悪化しやすくなるのです。

 

ストレスは肌だけでなく、体のあらゆる場所で悪影響を及ぼし、悪循環のもとになります。
体をコントロールしている自律神経に影響するので、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかず、生活にも支障をきたしてしまいます。
また免疫力が低下し、風邪をひきやすくなったり、健康にも影響を及ぼすことがあります。
吹き出物は、体調のシグナルと考えて、ストレスをためない生活を心がけましょう。